ネットワークカメラ JPT3815W

安いのに一通りの機能を備えていて、いろいろ遊べそうだったので買ってみました。
日本語マニュアルはありませんが、ホームネットワークを組める知識があれば、設定自体は簡単です。
不要なソフトはインストールしたくないので、付属ソフトを使わずにトライしました。

[条件]

  • とりあえず、無線LANのアクセスポイント(以降 AP)経由でアクセスできるようにする
  • インターネット側からはアクセスしない *1
  • 付属ソフトはインストールしない

まずは有線で接続

本体の裏にIPアドレスとWeb UIのポート番号、ログイン名などが記載されているので、それに従ってブラウザでログインします。

ネットワーク設定

最低限必要な設定は次の2つ。

Server Push Mode > Device Management

  • Basic Network Settings
  • Wireless Lan Settings

ちなみに、ログイン後の最初の画面で [Japanese] をクリックすれば、UIが日本語になります。

補足

DDNSがデフォルトで有効になっていますが、今回の目的では不要なのでOFFにします。

動体検知の感度は 1〜10 の範囲で設定できます。日本語UIには「1が最高感度」、CDに入っていたマニュアルには「10が最高感度」とあります。どうやら後者が正解のようです。

MACアドレスは本体には記載されておらず、設定画面からも確認できません。
無線APでMACフィルタをかける場合は、あらかじめMACアドレスを調べておく必要があります。
(間違って有線のMACを設定してしまってハマった…)

(例)

  • 一時的にMACフィルタをはずし、AP側のUIから確認する
  • PCとアドホック接続して、arpコマンドで確認

なんとなく不安なので、AP側の設定で、JPT3815WとWAN側との通信を遮断しておきました。

所感

  • 5000円ちょっとで、これだけのことができるとは驚きました。
  • 暗い場所での映像は、想像していたよりも鮮明でした。ただ、条件にもよると思いますが、ガラス越しではきれいに映りません。
  • 本体の裏側がけっこう熱くなるので、長時間運用するのであれば工夫した方がいいかもしれません。

IEFirefox で確認しました(IEActiveX コントロールのインストールが必要)。Opera では操作も閲覧もできず…。
試してはいませんが、FirefoxChromeSafari以外のブラウザで映像を閲覧するには、プラグインが必要らしいです。

*1:インターネットから操作できる機能も魅力の一つですが、今回は使いません